【事業再構築補助金】二次公募開始5月10日(月)~
こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。
最大6,000万円という未曽有の規模の補助金である「事業再構築補助金」の一次公募が5月7日(金)に締切となりました。トリプルバリューでも数社様の申請や事業計画作成のサポートをさせていただきました。数百万円規模のものから1億円近くかかる新規事業計画まで、様々な事業計画策定のサポートをいたしましたが、その中で、私たちが「事業再構築補助金を使った新規事業立ち上げ」に重要だと感じたポイントを、このメルマガでお伝えできればと思います。
【事業計画策定のポイント】
- ポイント その1
補助金をもらうための計画ではなく、事業の柱を作るための計画を練る
助金を受けながら新規事業を立ち上げる大きなチャンスです。今回は5年後までに最低でも全売上の10%を占める事業計画を作らなければなりません。その上、審査項目には「政策点」もあり、社会的意義も問われます。
つまり、補助金申請では「新型コロナのような環境変化の中でも顧客に価値を提供し続けられるような事業の柱を作る」という事業の本質的な部分が問われます。最大15ページの事業計画の中でここをいかに審査する方に伝えるかが大切であり、今回最も時間を使って一緒に考えたところです。
- ポイント その2
見込み客を見つけておく
補助対象期間は、交付決定後12か月間しかありません。現在の取引先や顧客に対してニーズ調査を行い、ある程度の売上見込みを立てておくことをお勧めいたします。また、顧客の声を活かした計画のほうがより実現しやすく、具体的な計画策定がしやすいです。
- ポイント その3
経費は具体的な金額を調べておく
「新規事業なので、広告費にどれぐらい費用がかかるかわからない」など、新規事業ゆえの経費算出も難所の一つです。今回は私たちの取引先などから見積もりを取得するなどして、より具体的な計画に落とし込んでいきました。今回の申請では付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)が毎年3%以上上がる計画が必要ですので、こういった綿密な計画が重要です。
事業再構築補助金は4回実施予定ですが、二次公募が5月10日(月)から始まりました。7月上旬までの期限ですので、一次公募に間に合わなかった企業様にもチャンスはまだまだございます。
新規事業立ち上げのビジョンがまだぼんやりの段階からでもサポートいたします。ぜひトリプルバリューまでご相談ください。