ワクワークを考えるblog

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【事業再構築補助金】手引きの公開からの考察

こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。
 
先週に事業再構築補助金に関しての情報が公開されましたね。

https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/shishin_tebiki.pdf

 

事業再構築とは
「新分野展開」
「事業転換」(中分類、小分類)
「業種転換」(大分類)
「業態転換」

のいずれかに当てはまる必要があります。

私たちにご相談があるのは「新分野展開」が圧倒的に多いです。事業転換や業種転換は既存事業より売上目標を高くするなど思い切った転換が必要になるため、すぐに決断できないかと考えます。

そして、新分野展開はその業界の環境分析が必要になります。

近年、補助金の加点となりやすい経営革新計画の申請書にも

・市場規模

・ターゲット顧客とその特徴

・競合の規模と強み弱み

・自社の差別化要因

・将来的な機会と脅威

などを記載する必要がありますが、未知の業界だとこれらを調べるのは一苦労です。

お困りごとがあればお気軽にトリプルバリューまでご相談ください。

info@triplevalue.jp

 

【事業再構築補助金ー手引きの概要】
 
◆「新分野展開」において
 製品の新規性
 ・過去に製造した実績がない
 ・主要設備の変更
 ・多くの競合他社が導入していない
 ・既存製品と定量的に性能などが異なる
 市場の新規性
 ・対象となる市場が同一ではない
 ・顧客層が異なるといい
 そして、計画を総売上の10%以上にする必要があります。
 
◆「事業転換」において(産業分類で大分類は変えず、中分類や小分類が変わる)
 製品の新規性
 ・過去に製造した実績がない
 ・主要設備の変更
 ・多くの競合他社が導入していない
 ・既存製品と定量的に性能などが異なる
 市場の新規性
 ・対象となる市場が同一ではない
 ・顧客層が異なるといい
 計画を売上比率が一番高くする


◆「業種転換」において(産業分類で大分類が変わる)
 製品の新規性
 ・過去に製造した実績がない
 ・主要設備の変更
 ・多くの競合他社が導入していない
 ・既存製品と定量的に性能などが異なる
 市場の新規性
 ・対象となる市場が同一ではない
 ・顧客層が異なるといい
 計画を売上比率を一番高い目標にする。
 
◆「業態転換」において
 製造方法等の新規性要件
 ・過去に同じ製造方法の実績がない
 ・新たな製造方法に用いる主要設備の変更
 ・製造方法を多くの競合他社が導入していない
 ・定量的に性能などが異なる
 製品の新規性
 ・過去に製造した実績がない
 ・主要設備の変更
 ・多くの競合他社が導入していない
 ・既存製品と定量的に性能などが異なる
もしくは、設備撤去等又はデジタル活用要件で、計画を総売上の10%以上にする必要があるようです。
 
今後、公募要領などが出てくる予定です。情報が出次第、ブログ・メルマガ等で発信してまいります。
 
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