ワクワークを考えるblog

もっとワークワークな世の中を! 『ヒト』と『カネ』の課題を解決する幸せ視点とお金視点のコンサルティング会社です。

【ウェルビーイング】沖縄はなぜwell-beingなのか?その1

こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。 

 

私たちは「もっとワクワークする世の中を!」をスローガンに、働きがい改革を進めています。その一環として「ウェルビーイング」に関するメルマガをお届けしてきましたが、今回はトリプルバリューの事務所もある沖縄についてです。

 

沖縄といえば「幸せな人が多い」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし、都道府県別幸福度ランキングは調査団体によって順位が異なり、日本総合研究所の調査では沖縄県はトップ5どころかトップ10入りもしていません。しかし、ブランド総合研究所の調査では沖縄県は一位です。なぜこのような違いが出るのでしょうか。

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これは調査の仕方によります。日本総合研究所の調査は「仕事」「教育」「健康」「文化」「生活」の5分野の指標50項目、追加指標20項目の計75項目を分析した結果です。いわゆる定量的かつ総合的に幸福度を測ったものです。一方でブランド総合研究所の調査は「あなたは幸せですか」と聞いて単純にそうだと答えた率を集計しており、ある意味では定性的調査の結果です。客観的幸福と主観的幸福の違いかもしれません。

 

どちらの幸福にも優劣はありませんが、私はこの沖縄的な幸福度に非常に興味を持ち「なぜ沖縄の人は幸せなんだろう」と考え、以下の5つが要素として大きいのではないかと考えました。(オリパラにちなんで5つです^^)

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1つ目の「なんくるないさー」ですが、「なんとかなるさ」という楽観的な思考として理解されている方が多いかもしれません。しかし、これは利他の精神なのだと私は考えています。つまり、「世のため人のために普段から行動していれば、困った時でもなんとかなるさ」という考えです。実際、他人に親切にすることが幸福度を高めるという調査結果もあるようで、沖縄県人の幸福度に大いにかかわっているのではないかと思います。

 

2つ目は「模合」です。「庶民金融」とも言われ、 毎月、メンバーでお金を出し合って資金を積み立て、半年に一回、ないしは一年に一回、「親」が回ってきたら、そのお金を総取りできます。 月一で集金するついでに「飲み会」を行う文化が模合です。これは自分の親が終われば逃げることもできるわけですが、そのようなことは起こりません。ここには「信頼」があるからです。人から信頼される、そして信頼できる人がいるのも幸福度に直結するのだと思います。

 

あと3つ残っていますが、次回お話できればと思います。

 

どの指数で従業員の幸福度を測るかは企業によって様々ですが、トリプルバリューはこの沖縄的幸福度を上げることを得意としています。幸せだと感じながら働く従業員を増やしたい企業様はぜひご連絡ください。企業様にあった研修や評価制度の構築はトリプルバリューの得意とするところです。下記のフォームへ入力いただければワクワークしているスタッフからご連絡いたします。

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