ワクワークを考えるblog

もっとワークワークな世の中を! 『ヒト』と『カネ』の課題を解決する幸せ視点とお金視点のコンサルティング会社です。

ウェルビーイングの実現に ポジティブ心理学×幸せ視点の経営学その1

こんにちは、トリプルバリューの山本龍太です。
 
私たちは「もっとワクワークする世の中を!」をスローガンに、働きがい改革を進めています。その活動で、私が学んだポジティブ心理学MBAの学びを基にした経営学をかけ合わせて、実際の改革に取り組んでいます。今回はその一部をご紹介いたします。
 
突然ですが「今日あった良い出来事を一つ教えてください」といわれたら何が思い浮かぶでしょうか。先日行ったワークショップでは以下のような答えが出ました。
・新幹線から富士山が見えた
・子どもが今日もかわいい
・重めの会議が無事に終わった
日常に何気ないことをよいことと思えるのは素敵ですね。
 
実はこれはポジティブ心理学の父と呼ばれるマーティン・セリグマン博士の「three good things」というセッションに基づきます。一日を今日の嫌なことを思い出して締めくくるのか、よかったことを思い出しながら締めくくるのか、で幸福度が変わってくるそうです。
 
そして、
●このことはなぜ起きたのか
●自分にとってどんな意味があるのか
●もっと経験するためにはどうすればよいか

と考えることにより日常生活や仕事での視点が変わります。この視点を職場のメンバーの多くが持てば、職場がポジティブな雰囲気であふれるのではないでしょうか。そして、「生産性が高まる」「メンバーが自ら考えて行動する」「離職率が低下する」などの効果が生まれることが予想されます。
 
最後に私たちがこれらをお伝えしているときに最も重要だと考えていることをご紹介します。それは幸せとは連続的なものということです。

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前述したようなワークをやっても「私には当てはまらない」「すぐには効果が出ない」というお声もいただきます。非常にもっともなご意見だと私たちは受け止めています。
しかしやり続けることで意味が生まれてくるのだと思います。
 
やり続けることは一人では難しいこともあると思います。今後もこのメルマガで「ポジティブ心理学×幸せの経営学」というテーマで様々なメソッドや考えを発信していきます。ぜひ職場の仲間と、友人と、ご家族と試してみてください。もし、それでも難しければ私たちにご連絡ください。ワクワークしているスタッフとともに幸福度を増していきましょう。